従来の集合研修の開催中止が決定した第1回理事会後、会員園の先生方の安全を守りながら「学びの持続」を図っていくために、オンライン研修の取り組みがはじまりました。令和2年度のオンライン研修としては、「動画配信の形式」「園単位のお申し込み」にて実施され、合計5つのプログラムが配信されました。今回の記事では実技研修 配信3の概要をご報告いたします。
■実技研修 配信3
動画公開期間:令和2年8月3日~令和3年1月6日
講師:岡田都世子(総幼研インストラクター)、浜田智峰(総幼研インストラクター)
研修の概要:
・0・1歳児クラスのねらい、日課体験(0・1歳児)
・2歳児クラスのねらい、日課体験(2歳児)、日課体験ふり返り(0・1・2歳児)
・未満児の音楽活動、複数担任、体育あそびについて
・手作りおもちゃ(パズル、つみき、ひも通し)
実技研修の配信3は、未満児(0、1、2歳児)クラスに焦点があてられ、未満児における活動のねらいを、あたま、こころ、からだ、あそびという側面から深めていきました。
日課体験については、0・1歳児クラス、2歳児クラスを想定した内容がそれぞれ展開され、複数担任のよさや欠点を振り返ったり、保育所保育指針の改訂を踏まえて、総幼研教育を見つめ直すといった場面もありました。
パズルあそび(パターン認識など)、つみき、ひも通しといった手先の活動をピックアップした「手作りおもちゃ」のひとこまでは、年齢ごとの取り入れ方を段階ごとに確認しました。そして、子どもたちの連続的な発達や、そのつながりについて見通しながら押さえていきました。