従来の集合研修の開催中止が決定した第1回理事会後、会員園の先生方の安全を守りながら「学びの持続」を図っていくために、オンライン研修の取り組みがはじまりました。令和2年度のオンライン研修としては、「動画配信の形式」「園単位のお申し込み」にて実施され、合計5つのプログラムが配信されました。今回の記事では実技研修 配信2の概要をご報告いたします。
■実技研修 配信2
動画公開期間:令和2年6月22日~令和3年1月6日
講師:岡田都世子(総幼研インストラクター)、浜田智峰(総幼研インストラクター)
研修の概要:
・課題活動について、もじのカードあそび
・鉛筆とペンスレードの導入と段階、プリントあそび
・ことばあそび、ぬりもじ
・ひらがな練習帳
実技研修の配信2は、数ある課題活動の中の「もじのカードあそび、プリントあそび、ことばあそび、ぬりもじ、ひらがな練習帳」に特化した研修プログラムが組み立てられていました。
総幼研教育では日課活動を土台として、課題活動が展開されます。この課題活動が「あそび」となるように、ねらいやポイントを見つめ直し、それぞれの教材の正しい使い方を確認していきます。
たとえば、プリントあそびを取り上げると、先行体験の説明をはじめ、丸を付ける場面でのポイントや、子どもたちの保管の仕方(例:先生が預かるだけ、紐を通して保管)など、各園で取り組まれている事例を具体的に交えながら紐解いていくシーンが多く見受けられました。