7月27・28両日、第2回総幼研夏期総合セミナーが、茨城県「つくば国際会議場」で開催されました。全国から50園159名の先生方にご参加いただきました。
<スケジュール>
7月27日(1日目)
12:00 受付開始
13:00 開会式
13:30 記念講演① 金田一秀穂先生
「ことばは生きている-お茶の間の人気言語学者、総幼研に初登場!」
15:00 休憩
15:30 記念講演② 石川真理子先生
「凛と生きる。女性の品格を磨くための深い知恵がここにある。」
17:00 1日目終了
7月28日(2日目)
9:00 分科会
12:00 昼食
13:00 総括講演 秋田光彦先生
「総幼研、共有の幼児教育~ひとりはみんなのため、みんなはひとりのために」
14:30 開会式
15:00 終了
今回は、時代の視点でセレクトした「総幼研園のこれから」を考えるリーダー必聴のプログラムの2日間。今セミナーは、総幼研30周年を契機に従来の教研大会をリニューアルしたもので、昨年に引き続き、園長・後継者およびリーダー的な立場の先生方を対象にしております。
1日目の記念講演①では、金田一秀穂先生にご登壇いただき、話し手の心から出ることばの大切さについてお話いただきました。また、ご自身の子育て経験を通して感じた、アメリカと日本の幼児教育の違いなどをはじめ、金田一先生のユーモアを交えてお話いただき、そのたびに会場から笑い声があふれ、始終和やかな雰囲気の講演でした。
続いて、休憩を挟んでからの記念講演②。石川真理子先生には、武士道と明治女から考える女性の品格を磨くための知恵をご講演いただきました。武士の娘だった祖母の言葉から、ご自身が学んだこと、子育てから社員教育まで……、様々な場面に通じる知恵についてお話いただきました。参加されている女性の先生方が、とくに真剣に聞き入る姿が印象的でした。
2日目の午前中には、6つの分科会を実施。総幼研宣言、運動あそび、保護者対応、マナー、発達障害、仕事力など、それぞれの対象・目的別に分かれての多様な学びの場となりました。
午後の総括講演では、秋田光彦代表理事から「総合幼児教育の真髄」についてお話しいただきました。講演では、集団が一つになる瞬間をメトロノームの映像で体感していただいたりと、受講者参加型の形式が取り入れられていて、参加されている先生方に大変好評でした。
2学期には実技研修会③、スキルアップ研修会②、支部共催公開保育研究会と各種研修会が開催されます。先生方のご参加を事務局一同、お待ちしております。