総幼研の理念と基本的な実技を学ぶ1泊2日の総合新任研修会が開催されました。
2月19日の九州(79名参加)を皮切りに、2月26日の近畿(107名参加)、3月2日の関東(128名参加)と回を重ね、3月23日の北関東(76名参加)で総勢390名の新任の先生方にご参加いただきました。
1日目は総幼研宣言斉唱から始まり、秋田光彦先生より「教えない教育」を講題として、総幼研教育の理念と実践についてお話をいただきました。何故、この教育なのか。近年行われた脳科学実験により明らかにされた最新のデータを基に、丁寧に紐解かれました。
昼からは、いよいよ実技指導。年少と年長児の日課体験や各活動の実習を行い、夕方には発声、うたの実技と瞬く間に1日目は過ぎていきました。新任の先生方は、それこそ、砂が水を吸い込むように総幼研のメソッドをどんどん吸収されていました。
2日目は、午前中に年中の日課体験、未満児の実技を体験。午後からは、実技実習として、実際の日課の流れを各人、また、グループ毎で練習をくり返します。そして、その中から選出された先生方が全員の前で発表するわけですが、どの先生方も緊張しながらも堂々と立派に発表をされていました。
最後に、イントラクターの榎本先生から、新任の先生方に園ではたらくことの歓びと責任について、お話しいただきました。時にはユーモアもまじり、思わず新任の先生方から笑い声が漏れる場面もありました。
総幼研教育の新たな担い手として、4月からはじまる園でのご活躍と奮闘ぶりを、期待しております。