2月1日(木)~2日(金)にかけて、シェラトン都ホテル大阪またパドマ幼稚園にて、第29回総幼研フォーラムが開催されました。
コロナ禍を乗り越え、昨年に引き続いての開催。今年度からはコロナ前の2日間での開催方式に戻る中で、57園107名の先生にご参加いただきました。
1日目のテーマは「行事改革」。コロナ禍の中で、行事の見直しを迫られた園は多いと思います。トークセッションとして、パドマ幼稚園の先生方にご登壇いただき、コロナ禍を乗り越えていままさに進む「パドマ幼稚園の行事改革」について、最新の取り組みをお話いただきました。
翌日2日は、パドマ幼稚園での公開保育。前日の雨模様から、すっかり天気も回復し、お日様が顔をだす参観日和となりました。
体育ローテーションから日課活動、そして今現在パドマ幼稚園でもチャレンジングな取り組みとして、主体性をテーマとした活動などが行われました。
参加の先生方みなさんが楽しみにされている恒例の歓迎音楽発表では、年中・年長によるうたを披露いただきました。
午後は総合保育セッションとしてパドマ幼稚園の先生方と午前中の保育を振り返ると共に、プログラムの最後は鎌倉女子大学児童学部児童学科准教授の浅井拓久也先生による記念講演が行われました。
講題は「設定保育と中道の保育 両利きの保育を目指して」。先代会長のことばを紐解きながら、総幼研活動を基本として、それにとどまらない設定と自由の中道の保育を提唱いただきました。
全国の園長先生方が一堂に会し、交流を深め、新しい知見を学び、総幼研教育の新しい可能性を模索した総幼研フォーラムでした。遠方からも多くのご参加を賜り、厚く御礼申し上げます。