秋田光彦会長の教育コラム– category –
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秋田光彦会長の教育コラムウソはつかない。一流のリーダーは幼稚園で育つ。
食材偽装問題で世の中が揺れています。 食の都・大阪で起きたことが残念ですが、それにしても名だたる一流ホテルの社長が次々謝罪会見とは何とも情けない限り。ビジネスの世界の倫理とか信義はどうなってしまったのか。信用失墜です。 ビジネス指南で... -
秋田光彦会長の教育コラム好きこそものの上手なれ。スポーツと勉強。
テニスプレイヤーの錦織圭はテニスの名家に生まれたわけではありません。父親は島根県の森林組合の技師で、母親は地元のピアノ教師です。圭は何にでも興味を示す子どもだったので、父親は何でも好きなものを与えたといいます。水泳、野球、サッカー、英会... -
秋田光彦会長の教育コラム共鳴、共感、共体験
園とは集団生活の規範となるものですが、集団とは単に人と人が寄せ集まったものではありません。 集団が仲間の連帯感を強め、協調していくには、たいせつな絆となるもの、共鳴、共感、共体験が必要です。 明治大学の石川幹人さんの「人は感情によって進... -
秋田光彦会長の教育コラム映画「そして父になる」。なぜ子役はあんなに自然体なのか。
映画「そして父になる」を鑑賞しました。カンヌ映画祭で受賞し、一躍話題となった映画です。さすがの完成度で、見応えのある「ホームドラマ」でした。 映画の内容については別に任せるとして、私がそれ以上に感心したのは是枝裕和監督の子役の使い方につ... -
秋田光彦会長の教育コラム大工の棟梁はなぜ教えないのか。教師の愚直さについて思うこと。
以前ある新聞記事で、宮大工における内弟子養成の経緯を読んだことがあります。その極意は、ずばり「教えないから伸びる」。職人は頭では考えない、身体から入る、といわれます。この世界で中卒程度の弟子入りが最適といわれるのは、大卒者は身体ができて... -
秋田光彦会長の教育コラムみんなで食べるからおいしい。給食と食育
人生80年、生まれてから80歳まで食事の回数は、何と8万回になります。豪華なグルメは別にして、食べることはつまり生きること。そして、食は何より家族や親しい仲間とともにいただくものであり、生きがいでもあります。家庭の食事は、お母さんの手作りの... -
秋田光彦会長の教育コラム心身一如。子どもの運動と脳の発達。
運動と体育の意味の違いとは。 運動は全身を楽しく動かすことで、体育は健康や体力増進のための教育をいいます。私が園長を務めるパドマ幼稚園(以下当園)にも体育の先生がいますし、体育レッスンがあるのですが、しかし、小学校のような科目として体... -
秋田光彦会長の教育コラム幼児教育の社会的プレゼンスを上げなくてはならない。
生まれて間もない子どもの成育は、親だけでは万全ではない。家庭という内部と、幼稚園なり保育園という外部があって、はじめて発達の両翼が揃う。子は、生まれて以来慣れ親しんだ親元を離れて、園という世界に出向き、そこで生涯初めての他者と出会う。他... -
秋田光彦会長の教育コラム昨日と「違う」。家庭と「違う」。「違い」をよろこぶ。
わたしのパドマ幼稚園では、先週、新年度初の教育懇談が終わりました。保護者にとっても、担任にとっても初めての対面、いろいろと有意義な話ができたのではないでしょうか。さて、その内容ですが、とくに入園、進級間もないこの頃は、「園でもしっかりや... -
秋田光彦会長の教育コラム子どもの当たり前を全身でほめる。
入園児を迎え、順調に新年度がスタートしました。晴れ渡ったお空のように、気持ちのいい日々を過ごしています。それにしても入園児にとってはまったく新しい環境となって、期待に胸踊るというより、不安な気持ちのほうが大きかったのではないでしょうか。...