秋田光彦会長の教育コラム– category –
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秋田光彦会長の教育コラム身体から学ぶ。総合幼児教育の極意とは。
先月の23日、東京で教育シンポジウムに参加してきました。教育財団である前川財団が主催、その趣旨に賛同して、本会も早稲田大学とともに後援に名を連ねました。 シンポジウムは「からだを育てる感覚を磨く」というタイトルのもので、京都大学名誉教授... -
秋田光彦会長の教育コラム子どもの身体感覚。みんなで動くからたのしい。
当たり前のことですが、 身体機能は、使わないと劣化します。子どものからだの異変、自律神経失調症や異常体温、浮き指や扁平足など、さまざまな問題は、要するには、子どもの時に使うべきからだを十分つかっていないから。汗をかかないから、自分で体温... -
秋田光彦会長の教育コラム声と身体。教室こそ共振する場。
当会の保育の特徴のひとつは、子どもたちの声です。うただけでなく、音読、素読、暗誦、数唱、ほとんど場面で声が前面に出る。活力のある声です。 かつて教育学者の齋藤孝さんがパドマ幼稚園の子どもの声を称して「ホースに息が通る」と表現しましたが... -
秋田光彦会長の教育コラムよき集団は、子どものつながりの中から生起する。
小学生の暴力行為が増加しています。文科省の「児童生徒の問題行動」(2014年度)で明らかになりました。中高生はやや減少しているのに、小学生は1万1468件と前年度を500件以上上回っているといいます。 新聞報道ではいろいろな要因を挙げています。少... -
秋田光彦会長の教育コラム日本式教育を輸出する。生かされている感覚。
私のパドマ幼稚園に勤務する英語講師ウイル先生は、10年以上の教育歴を持ちますが、はじめて日本の学校教育を見た時、違和感をおぼえたといいます。たとえば、朝礼、ラジオ体操、掃除、運動会等々、子どもたちの集団が統率のとれた動きをする。現在で... -
秋田光彦会長の教育コラム「自然体」は放っておいて育たない。健康な足形をつくる。
東京のある小学校の調査で、足の指が地に着かない「浮き指」の児童が8割を超えたといいます。扁平足の子どもも指摘されていますが、現代の子どもの姿勢に異変が起きています。 小学校の朝礼(15分)で、まっすぐ立つことができず、上半身をふらふらさ... -
秋田光彦会長の教育コラム「叱咤激励」で子どもは育つか。ともに走る伴走者。
5月1日、国立青少年教育振興機構が、親の激励が子の育ちにどう関連するか、興味深いデータを発表しました。 「もっとがんばりなさい」など保護者の子供への叱咤激励は、洗濯物をたたんだり、あいさつできたりといった生活力の向上には必ずしもつながっ... -
秋田光彦会長の教育コラム生きるための努力。子どもの言葉に向き合うこと
「会話のできない自閉症の僕が考えていること」とサブタイトルのついた「跳びはねる思考」を読みました。23歳の東田直樹さんが書いたベストセラーです。詩人であり、エッセイストであり、絵本も描くマルチな才能の持ち主ですが、彼は言葉が話せず、パソ... -
秋田光彦会長の教育コラム悲しみから「生きる力」が生まれ変わる。
強烈な寒波が続きますが、先日19日に、パドマ幼稚園は終業式を迎えました。 前日は「お店屋さんごっこ」で子どもたちは大喜び、クラスごとにお店を出して、それぞれ歳末の「お買い物」を楽しみました。 朝、園舎を歩いていると気づくことがあります。... -
秋田光彦会長の教育コラム学力以前。幼児教育の目的は「意欲」を引き出すこと。
選挙突入となりました。現首相は教育改革に熱心で、それは結構なのですが、時々あっと驚くようなことが「諮問」されたりします。教育再生実行会議が7月に提言した改革案のひとつが、「5歳児年長児の義務教育化」、小1のカリキュラムを前倒して、現在...