秋田光彦会長の教育コラム– category –
-
秋田光彦会長の教育コラム脳といい感じ。子どもの「地頭」を育む。
先日、埼玉県にある総幼研の幼稚園で、諏訪東京理科大学教授の篠原菊紀先生とお会いしました。「はげひげ」の脳科学者である先生のお顔を見れば、テレビで見かけた方も多いかもしれません。この日の目的は、総幼研教育の実際を見ていただいて、脳科学者の... -
秋田光彦会長の教育コラム古典の日。日本文化に自覚と誇りを。
昨日、11月1日は今年から新たに制定された「古典の日」でした。古典文芸や芸術への国民の親しみを促すことを目的に、新たな記念日として超党派の議員立法で創設されたと聞きます(11月1日は「源氏物語」記述の日ともいわれています)。私の子ども時代、小... -
秋田光彦会長の教育コラム家族、子ども、そして祈り。
総幼研の園の先生へ。パドマ幼稚園の入園志願児の保護者面接をしていて、面接官の私から子どもの成長ぶりを訊ねると感極まって涙する母親が少なくない。うれしいのか、愛しいのか、切ないのか、感情はさまざまだが、私はその根底に〈祈り〉があるからだと... -
秋田光彦会長の教育コラム滲み込みの日本型教育。身体化する言葉の活動とは。
「現代の国語教育では、(その国の)この国語固有の抑揚とリズムの構造を取り出し、洗練させ、身体化し、さらにそれを音楽的なものに昇華してゆくというプロセスが欠落している」と言ったのは、内田樹さんだ(「街場の教育論」)。一部の幼稚園では、ひ... -
秋田光彦会長の教育コラムなぜアスリートは雄叫びをあげるのか。声と身体の関係。
パドマ幼稚園の名物のひとつが、毎朝行なう体育ローテーションだ。園庭では、年長・年中児が朝9時から取り組む。指導するのはこの道15年のベテラン教師だが、彼のスタイルに注目すべきものがある。それは体操ならぬ、その身体から発する「声」の迫力だ。... -
秋田光彦会長の教育コラム型から学ぶ、子どものお辞儀
まだ少し先だが、パドマ幼稚園で運動会の練習が始まった。競技や演目ではない。開会式の行進、整列、体操など、毎日の朝礼時で、少しずつリハーサルを重ねる。体育の教師が、朝礼台に立って、お辞儀の手本を見せる。「一、二、三…」。タイミングに合わせて... -
秋田光彦会長の教育コラム総幼研の先生へ。自分育ちのアポイント。
私の友人にふたりの子どもを育てる、ビジネスウーマンがいる。40代で、仕事は激務だ。なのに、このたび何年越しかで大学の修士号を取得した。もちろん家族の理解と応援あってのことだが、彼女の努力も並大抵でない。秘訣を聞いたら、「毎日45分集中するこ... -
秋田光彦会長の教育コラムおかげに感謝する。日本人メダリストが教えてくれた「他力の心」
この夏、ロンドンオリンピックに日本中が熱狂しました。まずは多くの日本人選手の活躍に拍手を送りたい。続くパラリンピックの選手たちの健闘を期待しましょう。 そのオリンピックで気がついたことがあります。勝利インタビューに臨んだメダリストたちは、...