公開保育研究会では、毎年、全国4支部から1園ずつご担当いただき、午前中は保育活動見学プログラムが行われます。
今年も各会場にて元気いっぱいの体育ローテーションが行われました。いつもとはちがった多くの来訪者に緊張しながらも、活動がはじまれば、園の先生方とエネルギーに満ち溢れた姿を見せてくれた子どもたち。その後の日課活動においても集中した子どもたちの姿に、参加者の先生方は目を細めてご覧になっていました。
今年度は以下の会場にて公開保育研究会が開催され、たくさんの先生方にご参加いただきました。皆さまの多大なるご尽力を賜り、無事終了いたしましたこと、心より感謝申し上げます。
北関東会場/茨城県・認定こども園八千代ひかり幼稚園
関東会場/神奈川県・ぎんなん幼稚園
九州会場/広島県・幼稚園型認定こども園天使幼稚園
近畿会場/大阪府・幼保連携型認定こども園橋波幼児舎
また、当会の創設者である秋田光茂先生は、本研修会の取り組みのねらいを以下のように紐解かれています。
「一口に総幼研加盟園と申しても、その設備や地域環境、歴史は様々です。
ですので、公開保育を見に行って、自分の園と違うからといって、あせる必要はありません。子どもたち一人ひとりに個性があるように、園にもそれぞれの個性がありましょう。それを踏まえ、総幼研の教育方針を理解し、ご自分の園活動に活かしていただければよいと考えています。
そして、公開保育をご担当いただいた園は、今回の経験と学びをもって、さらに総幼研教育を深化させ、子どもたちにとってよりよい育ちの場になっていただけることと確信しております。(総幼研レポート198号 一部抜粋)」
ご参加された先生方も開催をご担当された園の先生方も双方共に様々な学びがあったと思います。これからも総合幼児教育研究会として実践研究を深化していける場を続けていきたいと思います。3学期もどうぞよろしくお願いいたします。