去る2月5、6日に第21回総幼研フォーラムと全国公開保育が開催され、総幼研フォーラムは45園59名、全国公開保育は46園196名の先生方にご参加いただきました。
今回の記念講演では、大阪産業創造館チーフプロデューサーの山野千枝先生にご登壇いただき、「家業継承の今」についてお話しいただきました。大学で「ファミリービジネスの事業継承」をテーマに非常勤講師として教鞭をとる中、見えてきた家業を受け継ぐ側の抱く想い。また、ご自身の家族が直面した事業継承談を、ときにはユーモアをまじえながらご講義いただきました。
その後は、対談プログラム。秋田代表理事には、テーマごとに実際にパドマ幼稚園を継承した体験談を、山野先生には、一般企業の視点から言及いただきました。先代や創業者の思いを知ることに敏感になること、自らも記録を次世代に残すことのたいせつさなど……、様々な視点からの家業継承についてご議論いただきました。
閉会後の懇親会では、翌日に公開保育を開催いただくパドマ幼稚園園長の秋田光彦先生からのウェルカムスピーチもあり、終始和やかな、親睦を深めるすばらしい機会となりました。
2日目の全国公開保育はパドマ幼稚園での開催。午前中は体育ローテーション・日課活動・歓迎音楽会をご参観いただきました。子どもたちの元気いっぱいの声が園舎に広がり、見学の先生からは真剣にメモをとる姿や、やさしい笑顔で日課活動見守る姿が見受けられました。
午後からはフォーラム参加者と全国公開保育参加者で別プログラムの実施。
・フォーラム:総幼研の加盟園を対象に行われました総幼研アンケート調査の報告
・全国公開保育:各教室にわかれ、保育グループワークショップ
その後は、全ての先生が講堂に集まり、総合保育セッションとして、保育グループワークショップのまとめと発表が行われました。ご登壇いただきましたのは、総幼研の代表理事であり、パドマ幼稚園園長の秋田光彦先生、総幼研インストラクターの榎本和代先生、パドマ幼稚園の教務マネージャーの永原由佳先生です。
2日間のプログラム、いかがでしたか。
今年も、遠方よりたくさんのご参加をいただき、ほんとうにありがとうございました。